12平方ミリメートル、これが1971年に誕生したマイクロプロセッサ4004の大きさである。マイクロプロセッサの技術はコンピュータにまったく新しい歴史を歩ませることになった。混迷の草創期をへて、マイクロプロセッサはパソコンにかたちづくられて世に出た。それから10年の歳月が経過し、80年代が駆け去ろうとしているいま、激動のパソコン史をふりかえってみよう。