現在の保険裁判実務について、当該分野に精通する裁判官と弁護士が解説。実際の保険裁判例をベースに、系統的に整理した項目と設例を作成し、そこにあらわれる重要論点について、現在の判例法理や議論状況を客観的に明示する。
○判例から想を得て作成された設例について、Basic Information 、問題の所在、検討の順に解説し、法律実務家として知っておくべき実体法上、訴訟法上の問題点を明示することにより、本書で完結的に法的情報を得ることができ、さらに、参考文献により深掘りすることも可能となるよう編集。
○具体的な設例を通じて、訴訟遂行上の留意事項がわかりやすく端的に理解できる。
○保険裁判で取り上げるべき判例が的確にわかる。
○保険裁判に精通した「裁判官」「弁護士」両者の視点から、実務の考え方、押さえておくべき論点、訴訟遂行上抜け落ちやすいポイントをバランスよく把握できる。