八雲のもとに、叔父の一心から相談事が持ち込まれる。偶然居合わせた晴香と後藤を連れ立って、一行は山梨へ。とある酒蔵で毎夜掛け軸に消えていくという幽霊、その正体を探るうちに、晴香が何者かに襲われて――。ホテルをさまよう子どもの幽霊、しゃべる人形……豪雨の中、次々と起こる心霊現象に八雲が挑む!山梨編3作を収録した、赤い瞳の物語。この1冊で楽しめる大人気スピリチュアル・ミステリー、短編集第2弾!