イタリアに暮らす日本人少年の日常から、
陽気なサッカー大国の「遊びごころ満載の育成哲学」と、
「ストレスフリーな子育て」を描いたサッカー読本。
トレーニングと子育ての考え方が180度変わります!
ワールドカップを4度制したイタリアには、
「サッカーを通じた人間教育」という言葉がありません。
なぜならサッカーは「ただ、自分の純粋な楽しみのためにやるもの」だから。
これがイタリアの“常識”です。
「休息こそ最高の練習」といわれるイタリアでは、
少年サッカーの活動は週3回が基本。
子どもたちの笑い声が絶えない練習は、平日2回、各90分。
週末には、真剣勝負のリーグ戦を1試合。
夏休みはなんと3か月(!)。その間練習は一切ありません。
さらに、イタリアの育成現場には、日本では当たり前のこんな“習慣”がありません。
× 朝練
× 走り込み
× 長時間練習
× 筋トレ
× 説教
× ダメ出しコーチング
× “戦力外”の子どもたちによる応援
× 高額な活動費
× 国外遠征etc...
休みを愛し、“猛練習”とは無縁。
お金もかけない、無数の街クラブに育まれ、
イタリアの子どもたちは、自分の力でグングン伸びていきます。
賢く休めば強くなれる――
目からウロコのカルチョの“常識”を知れば、
あなたのお子さんはもっとサッカーがうまくなり、
もっとサッカーを楽しめるようになり、
この素敵な“遊び”を一生続けてくれるでしょう。
【イタリアならではの一挙両得な練習メニュー】
●カルチョ伝統の「楽して得するボール遊び6選」
●ポゼッションとカウンターのセンスを同時に磨くゲーム性満載の練習法
【育成の名門エンポリの指導者に聞く】
●子どもたちの体調管理法、栄養指導
●“情熱と愛情”のトレーニング改善法