排泄を行うことは、人が人らしく生きていくために欠かせない行為です。また、「ほかの人に見られたくない」「恥ずかしい」などの羞恥心も強く、排泄の悩みを相談できずにいる人は少なくありません。最もプライバシーに関わる問題でもあるので、看護者は患者さんのさまざまな事情を理解したうえで援助を行っていく必要があります。本書は排泄に関わる基本的な知識が学べるよう、ポイントを絞って簡潔にまとめられている実践本です