自然は豊かで、私たちにさまざまな物を与えてくれる。
だが、現代の私たちは自然や地球から奪う一方である。
このまま地球が疲弊してしまう前に、できることはないのか。
ネイティブアメリカンの教え「良識ある収穫」
――差し出されたものだけを受け取る、それを上手に使う、贈りものに感謝する、与えられたものには相応のお返しをする――、
畏敬の念をもって自然を活用し手入れする、人と自然の「相互依存性」を取り戻すことが必要なのである。
植物学者であり、ネイティブアメリカンのウィズダム・キーパーである著者が、
心と自然、夢、ビジョン、ユーモア、癒しの方法を心に響く言葉で綴った。
ネイティブアメリカンの叡智に触れながら、今、ここから始められる環境保護の道筋を示す。
ジョン・バロウズ賞受賞作『コケの自然誌』に続く、待望の第2作。