これはいったい、どんな種類の冗談なんだ…。わずか1時間ほどで読み終わる短篇小説を、11年余の時間を費やして読み解きながら、「読むことの停滞」を味わいつくす文学エッセイ。〈受賞情報〉伊藤整文学賞評論部門(第21回)