• Author香取一昭 大川恒
  • Publisher英治出版
  • ISBN9784862762528
  • Publish Date2018年6月

OST(オープン・スペース・テクノロジー)実践ガイド / 人と組織の「アイデア実行力」を高める

もう「アイデア出し」で終わらせない。

企業の新規事業創出から、地域コミュニティの活性化まで

さまざまな問題解決の突破口を見いだすために

全国各地で活用される「場づくり」の技法。

【大成建設、大分FC×大分大学×富士通総研、京都市伏見区、edcamp Kamakura、田舎の宝カフェ……事例満載! 】

◆「オープン・スペース・テクノロジー」とは?

実行したいアイデアや解決したい課題を参加者自身が提案し、

それに賛同する人たちが集まって話し合うことにより、

具体的なプロジェクトを生み出したり、

課題への理解を深めたりするためのワークショップ手法です。

「分科会同士の移動は自由」「ここにいる人が適任者なのだという意識をもつ」などの特徴的なルールがあり

参加者の自主性・自発性を最大限に引き出すことを目的としています。

組織開発コンサルタントであり、写真家でもあるハリソン・オーエンにより1985年に開発。

規模に成約はなく、数十人から数百人、数千人の事例もあり、

世界中で開催されるようになっています。

日本でも「ワールド・カフェ」をはじめとする「対話の場」が

盛んに開催されるようになっており、

それをさらに実践に落とし込む方法として、

OSTやそこから派生したプロアクションカフェ、アイデアソンなどの

イベントが続々と開催されるようになってきています。

OSTファシリテーター養成講座を10年以上にわたって実施してきた第一人者が、

日本各地の事例を取材し、実践のポイント、ファシリテーターの心構え、

組織開発への示唆を盛り込んだ一冊。

組織やコミュニティでの場づくりに関心ある方はもちろん、

リーダーシップ育成、組織開発に関心ある方にも

実践に生かせるヒントが詰まっています。

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