潰れかけの千葉ジェッツふなばしを「集客力リーグNo.1」「天皇杯2連覇」に導き、増収増益を続ける超・骨太組織へと変貌させた経営のプロが、マネジメントメソッドの全てを初めて明かす!
千葉ジェッツの圧倒的な成功の裏には、経営理念に基づく徹底的なPDCAがあった!
人を束ね、動かし、組織力を強化して成果を出し続けること。それは企業の経営者やマネジメント層にとって、もっとも基本的であり、もっとも難しいともいえる至上命題です。
どうすれば社員のモチベーションが高まるのか。
どうすれば社員が主体的に動くのか。
どうすれば本気で生産性を高められるのか。
どうすれば絶対に目標をクリアする強い組織になれるのか。
……わかっていてもなかなか解決できない課題に、多くの経営者が頭を悩ませています。
こうした課題をクリアし、「組織の力を高めて確実に成果を出す」ためのメソッドをまとめたのが本書です。
著者の島田慎二氏は、存続すら危ぶまれた千葉ジェッツふなばしの立て直しを託され、収益力・人気・実力ともにBリーグ屈指の球団へと見事に再生した経営者。その手腕は川淵三郎氏にも高く評価され、リーグから請われる形でBリーグの副理事長を務めた経歴も持ちます。
島田流マネジメントの根幹は、「経営理念」と「PDCA」です。
経営理念は掲げるだけでは意味がなく、事業戦略、中長期の目標、そして社員の行動一つひとつにまで明確に落とし込んでこそ機能します。
お客様に挨拶することも、電話をかけることも、オフィスのゴミを拾うことも、その先に目指す理念と紐付けることによって、組織の全員を同じベクトルに向かわせることができるのです。
「オフィスにゴミが落ちていたら拾いなさい」
その理由を経営理念に紐付けて説明できたとき、あなたの組織は最強のチームへと生まれ変わります。
<本書の主な内容>
・ 経営理念は会社の存在意義
・ 理念は抽象的で絶対に辿り着かないもの
・ 経営とは勝つ確率を上げること
・ 組織は桶。桶の大きさは経営者の器
・ 計画は悲観的に、実行は楽観的に
・ 「やりたい」より「やるべき」で判断せよ
・ 弱小組織ほど「キャラ化」せよ
・ あらゆる人の「首を縦に振らせる」
・ 説得は説明+納得