松下村塾に入り吉田松陰の元で学び、久坂玄瑞や高杉晋作と出会った風倉平九郎。師の教えを受け継いだ久坂玄瑞が亡き後高杉晋作と共に、幕末の動乱に巻きこまれていく。禁門の変で敗北した長州藩は朝敵となり、藩内の守旧派が晋作の改革の志の前に立ちはだかる。日本の新しい未来を創るため幕末を駆け抜けた青春群像完結編。