ストレス社会と呼ばれて久しい昨今、少子高齢化社会が進む中で日本もまずます生きづらい世の中になってきました。そんな中、「君たちはどう生きるのか」(吉野源三郎著)や「生き方―人間として大切なこと」(稲盛和夫著)がベストセラーとなるなど、生き方を問う本が人気を集めています。そんな悩みや苦しみに対して生きるヒントを説いているのが、仏教の名僧たちが残した「ありがたい言葉」にほかなりません。ブッダ(お釈迦さま)にはじまる仏教は2500年もの歴史があり、日本でも多くの名僧たちを輩出してきました。そこで本書は、今を心地よく、あるいは強く生きていくための名僧の言葉をピックアップして紹介していきます。