プロローグ 山姥の書物のために(「神戸の叔母さん」考-柳田国男の神隠し体験) 子供追放(まんがにとって子供とは何か-捨て子のまんが史 異界へ追いやられる子供たち 「山の人生」考-「恢復」のための物語について ほか) 篭りと供犠(篭るための「部屋」 吉本ばななと「みなしご」の寓話 ミもフタもない時代を終えるための庄司薫論方法序説 ほか) 山婆と姥皮(今田勇子論-死のグレートマザーをめぐって 産む性としての少年-性差の少女まんが史のために 少女殺しという主題-大島弓子『いちご物語』をめぐって ほか) オカマの母のモラル