本書は、全特連の結成50周年を記念しての出版であるが、全特連の50年史というよりは、第2次世界大戦後から今日までの知的発達障害教育の方法史である。特徴としては、現職教員の専門研修教材、専攻学生、大学院生等のゼミナールテキストとして必携に値する内容とし、とくに教育方法(教育課程論や指導方法論の実践研究の発展と課題を明らかにすること)に焦点を当てている。