本書は、言語獲得期にある子どもの発達を具体的に伝え、指導の基本的考え方や実際的問題について述べている。子どもたちの事例やエピソードを数多く紹介し、特に、知的障害のある子どもを中心として、その言語獲得過程が研究的にも注目されているダウン症や自閉性障害、発達性言語障害の子どもの事例などを取り上げた。