映画『御法度』でカムバックした監督・大島渚が、病に倒れた時期をはさみ、その前後に書きついだ最新エッセイ。横ならびを拒否し、ブラウン管で檄を飛ばす著者をつくってくれた人との出会い、「もの・ひと・こと」とのダンディなつきあい方の流儀、そして死を見つめる人間・大島渚自身を語る。