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月刊フューネラルビジネス 2017年11月号

【特集】 家族葬時代の生花祭壇 ――生花祭壇事業者の視点

90年代後半から、生花祭壇が一般葬でもみられるようになってきた。 その傾向は、消費者の志向が“個人”重視の葬送へと移り変わり、特に関東では生花祭壇への要望する声が高まりつつある。 今号では、「家族葬時代の生花祭壇」をテーマに生花祭壇事業者8社に現在の動向について取材を行なった。そこでみえてきたのは、葬儀規模が縮小すればするほど、生花祭壇設営の技術力、デザイン力などが問われる時代になったということだ。 今後、生花祭壇が本格的に全国に普及する前に現在の生花祭壇の潮流を理解しておきたい。

■家族葬、小規模葬の台頭により、  生花祭壇の完成度や独自性が求められる時代へ  ――編集部

【事例研究】 ■㈱ビューティ花壇[熊本市南区]  ――スキルチェックで高品質を維持    豊富なネットワークでほぼ全国をカバー ■㈱ユー花園[東京都世田谷区]  ――葬祭事業者、当家に寄り添うサービス提供と    ノウハウ開示で業界発展に寄与 ■㈱日比谷花壇[東京都港区]  ――季節感の創出やテーマに合った空間演出で    花のプロとして一歩先を行く葬儀形態を提案 ■㈱フレシード[東京都中央区]  ――生花祭壇を取り巻く環境変化に対応    新たな事業チャネルの構築進める ■㈱Sunvillage[埼玉県北本市]  ――和洋折衷祭壇に強みを発揮    業界発展のためスキルアップ講習にも注力 ■㈱フォーシーズンズ[神奈川県横須賀市]  ――創業6年ながら、故人に寄り添う    生花祭壇設営に注力する新興会社 ■㈱さくら生花[札幌市東区]  ――大手互助会の生花部門として    遺族の心に響くサービスに注力 ■㈲花のせりた[札幌市豊平区]  ――故人の人生を表わすテーマを設定した    「デザイン祭壇」の提案で単価を向上

【特集連動企画】 ■家族葬時代の生花祭壇関連商材ガイド

【特別企画】 ■遺体安置施設を活用した葬送サービス  多様化する消費者ニーズは葬儀規模の縮小や葬送儀礼の簡素化を進め、  近年は葬儀の形式ではなく故人を“どのように見送るか”を重視する  傾向が高まっており、会館を中心に施行を行なってきた葬祭事業者も  事業モデルの変革を迫られている。  本特集では、消費者のライフタイルの変化のなかでニーズが高まって  いる遺体安置施設の動向と同施設を活用した新たな葬送サービスに  焦点をあて、そのあり方を探る。

■多様化するニーズに応える施設として  “戦略的な整備”が進む遺体安置施設――編集部

【事例研究】 ■イノリス[栃木県足利市]  ――「これまで来なかった層」を取り込むために    別会社で“見送り葬”対応の安置施設を開設 ■市民葬祭[福岡市西区]  ――低価格葬対応のブランドを立ち上げ    多様化する消費者ニーズに対応 ■西日本博愛社[福岡市博多区]  ――九州初の直葬施設として6年前に開業    シンプル葬への関心の高まりで稼動も向上 ■サポーター[東京都稲城市]  ――本業活性化のため霊柩運送会社が開設した    小規模葬儀にも対応する遺体安置施設

【特別企画連動】 ■遺体安置・直葬施設関連商材ガイド

【KEY PERSON 業界創生人】 ■熊澤正樹氏 ㈱はなぞの 代表取締役社長

【Visual Report】 ■イノリス[栃木県足利市]   ――マルサングループが第2ブランドとして   遺体安置&お見送り葬専用施設をオープン

【FUNERAL REPORT】 ■取締役会長 桑原一良「感謝の会」[和歌山ビッグホエール]  ――社業発展に尽力した“第二の創業者”を大型アリーナで2,300人が送る

【Focus on Funeral person】 ■社葬を支えた黒衣たち

【CLOSE UP】 ■全国霊柩自動車協会[東京都新宿区]  ――変革期を迎えた運送業界で事業者がなすべき労務管理    ~瀧澤・佐藤事務所代表取締役 瀧澤学氏の講演より~ ■クオーレ萱島[大阪府寝屋川市]  ――葬祭ベンチャーが東部大阪地域に    地域に根差した家族葬会館を開設

【葬祭パートナーズ企業GUIDE】 ■三和物産㈱[石川県小松市]  ――老舗商社が時代変化に柔軟対応    営業部門と企画部門の拡充で新商品開発に注力 ■㈱ハリカ[東京都板橋区]  ――ギフト業界のリーディングカンパニー    時代を見据えた商品開発・事業展開

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