身近な生物で、危険な「毒」を身に付けている生物に絞って詳しく紹介。 その毒の種類や症状、遭遇度レベル、危険度レベル、生息エリアやよく出会う場所、季節、その毒生物を避けるための予防、対処法、似た生物との見分け方など1つずつディープに掲載。 監修者には昆虫博士、植物博士、海洋生物博士の3名。 かぶれる程度のウルシ、毛虫から、ヒアリ、カツオノエボシなどうっかり刺されたら命が危険な生物まで、子どもと親で一緒に覚えておきたい 日本全国で遭遇度の高い生物を詳しく写真と細密画で紹介しています。 本は上製本で、飾っておきたいくらいの美しい絵と体裁。 工夫点は「よく間違えやすい生物」の写真、特徴を掲載し、比較。 また「毒レベル」の表示の仕方を単純に致死量のLD50で表現するのではなく、子どもにもイメージしやすいよう、食べて毒のものは「ネズミが何匹死ぬレベルの毒か」をネズミの匹数で表し、刺された時の痛さを注射の何倍痛いか、蚊の何倍痒いか、など、親子で読み応えのある1冊です。