西欧文明を指標に進められてきたわが近代化。漱石、幾多郎ら多くの知識人は、それぞれの"あるべき近代"を模索した。その近代が揺れている。ポスト・モダンのゆくえは?「世界の中の日本」が問われる今、改めて見直すわれわれの位置。