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  • 著者デヴィッド・ウェイド 宮崎興二 奈尾信英
  • 出版社丸善出版
  • ISBN9784621303115
  • 発行2018年7月

ルネサンスの多面体百科

古代ギリシア・ローマ時代(=現在のヨーロッパの文化基盤)の文化復興のため14世紀にイタリアから始まったルネサンスはやがてドイツ、フランスさらに西欧各国に広まったが、この時代に発明された印刷術によって様々な独創的な多面体や透視図(=多面体を立体的に見せる表現手法)がイタリア、ドイツ、フランスの科学者や芸術家によって数多く描かれた。
本書はこの時代に描かれたユニークで著名な多面体のすべてをそれぞれの周辺の歴史的な流れとともに解説したものである。著名な多面体を網羅した類書はないため、数学者のみならず、美術・インテリアデザイン・建築分野の関係者にとってもデザイン発想のヒントを与えてくれる。科学から芸術までのあらゆる分野の多面体を収録し、ダ・ヴィンチからケプラーまで著名人の作品も網羅。歴史的な流れにも触れたユニークな解説がなされ、デザイン発想のヒントにもなる図版満載。専門用語や数式を使わないのでどなたでも読むことができる一冊。

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