• 著者金原ひとみ
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101313344
  • 発行2018年9月

軽薄

18歳の頃、カナは元恋人に刺されるも一命を取り留めた。29歳の今、仕事も夫と幼い息子との家庭も充実しているが、空虚な傷跡は残ったままだ。その頃、米国から姉一家が帰国しカナは甥の弘斗と再会。19歳になった彼に激しい愛情を寄せられ、一線を越えてしまう。カナに妄執する弘斗は危うげで、そしてある過去を隠していた──。二人を繋いでしまった、それぞれの罪と罰。喪失と再生の純愛小説。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 神さまのビオトープ
  • マスカレード・イブ
  • 正義の天秤 / アイギスの盾
  • まるまるの毬
  • 三月は深き紅の淵を
  • スーツケースの半分は
  • 横浜ネイバーズ
  • 春、戻る
  • マインド・チェンバー 警視庁心理捜査官
  • おわかれはモーツァルト