この検証は,未曽有の大災害となった東日本大震災に対する宮城県の経験とその対応を明らかにし,それを検証することにより,宮城県における今後の大規模災害への体制強化を図るための基礎資料として活用するとともに,今後国内で発生する大規模災害への備えとなる教訓として,多くの機関に幅広く活用していただける行政資料とすることを目的に行いました。 なお,この記録誌の発行にあっては,発災から1年の節目をめどとするとともに,内外の関係者にできる限り早くお届けするため平成24年3月としました。