江戸前の魚、すき焼、火鍋子、フランスの鴨、ウィーナーシュニッツェル……。ビタミンAなどの研究を企業化して成功させた理研コンツェルンの総帥が、巣鴨プリズンの独房の中で、戦前のうまいものの数々を追想し、かつて浸った豊かな味覚の世界に想いを馳せる。改版にあたり、未収のエッセイを追加収載、さらに鮎川義介、石橋湛山らの「憶い出の記」や、息子たちによる愉快な回想録も収載。〈解説〉細川光洋
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