何かを切った時の切り口を断面といいます。実際に切れない時でも、もし切れたら、と考えて「断面図」を描いてみましょう。この絵本では、たくさんの断面図が登場します。花瓶、車、家……。断面図によって、見えない部分の様子がよく分かります。工事をしたり、物を作ったりする人たちは、断面図をよく使います。断面図という視点を新しく得ることで、子どもたちは日常の見え方が変わるほど刺激的な経験ができることでしょう。
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