• Author江口祐輔
  • Publisher誠文堂新光社
  • ISBN9784416618509
  • Publish Date2018年11月

決定版農作物を守る鳥獣害対策 / 動物の行動から考える

全国で深刻な問題となっている鳥獣害。その対策を動物別に紹介する。
イノシシ、サル、シカ、ハクビシン、アライグマ、クマ、ヒヨドリ、ヌートリアなど、
動物の行動学に基づいた対策をわかりやすく伝える。
侵入した動物の種類の見分け方、侵入経路の確認、具体的対策、正しい柵の設置方法、
侵入されにくい電気柵の設置方法など、生産者にとって実用的な内容となっている。
■目次
第1章 鳥獣害対策をはじめる前に…野生鳥獣による農作物被害の対策/野生動物から守りやすい田畑とは/間違った対策を引き起こす農村伝説
第2章 イノシシの対策…捕獲によるイノシシ対策と問題点/行動特性を考慮した防護策設置/電気柵の特徴と設置実例/防護策設置のポイントと注意点
第3章 シカの対策…シカによる農業被害が拡大する要因/シカの行動と柵設置による被害対策
第4章 サルの対策…被害対策のために知っておきたいニホンザルの能力/効果が出る「集団ぐるみの追い払い」の行動様式と実例/サルにも有効な防護策設置と、群れ単位の個体数管理
第5章 クマの対策…ツキノワグマ対策の問題点/ツキノワグマの行動特性と被害対策
第6章 中型野生動物の対策…ハクビシンとはどのような動物か/ハクビシンの侵入経路/ハクビシンに対応した防護柵設置/アライグマの被害と対策/アナグマ・タヌキの被害と対策/テン・ヌートリアの誤解と対処法
第7章 鳥の対策…鳥類の生態と被害対策の考え方/スズメの被害対策/ヒヨドリの被害対策/カラスの被害対策
第8章 野生獣の資源化と被害対策…くくり罠とジビエ振興をめぐる仮想未来的な懸念
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