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  • 著者高村薫
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167911706
  • 発行2018年11月

四人組がいた。

これぞ高村流エンターテインメント!



とくに名物もない山奥の山村に、ヒマを持て余して集まる元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さんの老人四人組。村は、いつものように平穏のはすが……。

気球を使ったモダンアーティスト、若い保険外交員の娘、小学校の生徒、町史編纂する役場の職員、テレビクルーに女優……そしてたくさんの動物たちが、村でひと騒動を起こしていく。

四人は、AKBを見ながら過疎を愁い、ネットショッピングをしながら限界集落へと思いをはせる。

「日本の田舎」から今を描く、黒い笑いに満ちた短編連作。

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