古代・中世の自然観が近代の科学・哲学革命によってどのように解体され機械論化されたか、さらにそれが近代の産業組織と絡みあいつつ今日の自然破壊・環境汚染をもたらしたかを明らかにすることによって、新しい環境倫理学・環境経済学・環境政治学の基本方向を示す。