京都府宇治市ウトロ地区。戦時中、飛行場建設のために働かされた朝鮮・韓国人たちが暮らしつづけてきた街。いまも約80世帯、380人が住む。その土地が企業によって転売され、明け渡しをめぐる裁判がつづいている。50年を経ても「終わらない戦後」を、そして土地明け渡しの裁判でのたたかいを、100枚の写真と文章で訴える。