虫と書物に魅了された人々を見よ!虫好き! 本好き!と、大きな声で言ってなぜ悪い? あの鮮やかな色彩、飛ぶ姿の美しさ・厳しさ。そして書物蒐集の奥行きの深さ。その快楽を知ったなら、もう抜け出せない。永遠の少年への回帰と情熱…。だから世間ではちょっと肩身が狭いのか。家の中では邪魔物扱いか。昆虫採集・書物愛に首ったけの個性的な人々が、ユーモアたっぷりに語り尽くす。