昨今、海外流通資本のわが国への進出が激しい。小売業態間ではドラッグストアや百円ショップなどの台頭でコンビニエンスストアの成長が減速してきた(98年度)。一方、百貨店・大手スーパーは業績不振で店舗閉鎖が恒常化しつつある。大店法の廃止も決まりわが国の流通・商業は21世紀に向けて電子商取引の伸長もあり新たな局面を迎えんとしている。本書は、初版以降の内外の変化を十分折り込んで第三版として刊行したものである。