「これから金融の世界では、仮想通貨とその基盤技術であるブロックチェーンによる〝革命的?な変化が起きます。
それに伴い、私たちの日常生活も劇的に変わるでしょう」(「はじめに」より)
今、ブロックチェーン革命によって、金融業界に大激変が起きようとしています。
その革命を牽引しているのが、SBIのトップを務める北尾吉孝氏です。
SBIは、世界の金融機関の先頭に立って、国際送金の仕組みを抜本的に改革することを目指し、世界の金融機関と投資家たちから注目を集めています。
北尾氏は、仮想通貨について次のように言います。
「デジタル通貨が発行されるようになれば「仮想通貨はなくなるだろう」といった見方も強くなりつつあります。
しかし、私はそうした見方をまったくしていません。
仮想通貨の市場規模は、10年後には2000兆円程度に膨らんでいると想定しています。
つまり、これから本格的な市場規模の拡大期に入ると考えているのです」(本文より)
ブロックチェーン革命によって、世界経済や日本経済、そして私たちの日常生活はどのように変わるのか?
革命の最前線に立つ北尾氏には、どのような“未来”が見えているのか?
まもなく私たちが直面することになる“新しい時代の経済”の全貌が、本書で明らかになります!
(章構成)
第1章 「仮想通貨革命」によって私たちの生活はどう変わるのか?
第2章 仮想通貨は、本当に「決済通貨」になれるのか?
第3章 ビットコイン VS 中央銀行の「デジタル通貨」
第4章 「新しい時代の経済(フィンテック2・0)」の全貌
第5章 仮想通貨が地域経済を活性化する
第6章 SBIグループにおける「フィンテック1・0」から「2・0」への進化