平成9年(1997)四月に開館した「世界のタイル博物館」。展示品は、タイル研究家・山本正之氏によって常滑市に寄贈されたものを、収蔵・研究・展示をINAXがになうかたちで公開しています。「タイルは張られてこそ命」という原点にたって、張られてきた技術を解明し、未来の空間が人間のために、もっと優しく堅牢で、美しくあって欲しいと願って収集され、かけらや裏面にまで、先人の技術と知恵と情熱を見出してきた世界のタイルの数々。