お金を使い始めた小学生のみなさんへ
学校の外でも使える「算数力」をマスターし、買い物を楽しもう!
668円の買い物をするとき、1000円を出すのか、それとも1223円を出すのか――。
社会の中では、学校では教わらない「算数力」が問われます。
小銭を減らして「算数力」を身につける!
賢く支払い、ずっしりとした財布を軽くしよう!
ストーリー&練習問題形式で、お金の使い方と買い物の仕方を楽しく学べます。
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◆本書「はじめに」より
この本は、本体定価が1300円です。
本をつくっている時点の消費税率は8%なので、この本の代金は、1300円×1.08=1404円 です。
このような計算は、実生活で使う算数の代表的なものですが、本書では、学校では習ならわないまったく新しい頭の使い方を提案したいと思います。
それは、ずっしりとした財布の小銭を1枚でも多く減らすには、どのような支払い方をすべきか、ということです。
これは大人であれば1日1回くらいは考えることでしょう。
「1404円はぴったりないけど、1504円出せばお釣りが少なくてすむな」といった具合でしょうか。
本書の狙いは、そのような「大人の算数力」を子どものうちに身につけることにあります。
小学生になると、お金を持って買い物をする機会も増えてくるでしょう。
お金の使い方や金銭感覚を身につけるきっかけとしても、本書を活用してみてください。
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【本書の内容】
●主な登場人物
ダメ男くん…買い物初心者の小学4年生
チャリ男くん…買い物が趣味の小学4年生