本書では,小学校の国語の授業を題材にして子どもたちの学習−ここでは国語の教材の読解ということになるが−の過程を縦糸に,教室の子どもたちのあいだで繰り広げられる対話と相互作用の過程を横糸にして,その2つの織り合わせとして授業というもの,そして教室の中の学びというものを認知心理学の視点から考察。