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  • 著者山極毅
  • 出版社扶桑社
  • ISBN9784594081126
  • 発行2018年12月

「今のチームで残業を減らして生産性をあげろ!」という無茶ぶりを解決する!

■悩めるチームリーダー、管理職必見!
働き方改革の目的は端的に言えば以下の3つだろう。
1、労働時間を短くする
2、生産性を高める
3、仕事の満足度を上げる
この漠然とした目標に、チームリーダーや課長などの中間管理職は、自分だけでなくチームで業績を出すことに追われ、仕事量、責任、プレッシャー-が増えるばかりだ。まじめなリーダーほど苦しんでいるといえるだろう。
解決策は「負けないチーム」をつくること。それは「弱点を克服する」のではなく、みんなが「強みを伸ばす」ということだ。
■凝縮性因子、受容性因子、弁別性因子、拡散性因子、保全性因子。あなたはどれが高いタイプ?
「強み」と言った場合、「あなたの強みは明るさと粘り強さなので、営業が向いているでしょう」「あなたは発想力があるので企画職が向いているでしょう」など、従来は「職種」ごとに適材適所を割り振られてきた。
しかし著者の山極氏は、「同じ職種でも、タイプごとに向いている仕事のやり方がある」と言う。例えば「同じ営業職でも、この人は数字にこだわった理詰めの営業スタイルが向いている、あの人は情に訴え距離を縮める営業スタイルが向いているなど、人のタイプによる営業の仕方がある」というように、だ。
上司は、自分が粘りで業績をあげたとすると、自分の成功体験から部下にも同じ手法を強いることが多い。しかし、部下と自分の「強みの違い」を知っていれば、最適な営業手法がとれることとなる。

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