森博嗣は理屈っぽいというが本当か。真剣に遊び、超人的に書く人気作家が綴る、日々の小さな出来事。ふとした観察、考察を味わううちに、世界が違って見えてくる。家にやって来た仔犬のこと、若き日の思い出から、「知識」と「教養」の違い、「モーメント」という概念についてまで。好評エッセィ・シリーズ第7弾!信念は、あってもなくても良い/「感動」の不適切な扱いが目立っているこの頃/名古屋という街について/「お世話になっております」を初対面の人に言われるのは心外 ほか。