いま二人を繋ぐのはチェロの音だけ-- 縁からの提案でライブを行うことになった鉄雄は、はじめて自分で作った曲を人前で披露することになる。一方、鉄雄の兄・哲郎のもとには郁未の所属する事務所から仕事の依頼がきて――チェロを愛した少年と、チェロに愛された少年。それぞれの信じる道を歩み始めた、待望の第4巻!!