みんなのおばあちゃんとは、ちょっとちがう。でも、だいすきなぼくのおばあちゃん――。友達のおばあちゃんたちがどんなに元気に活動していようと、ぼくのおばあちゃんはいつまでもぼくのおばあちゃん、それでも大好きだよ――という、子どもだけが持ち得る限りなく透明な愛と受容の心の世界が、何とやさしく語られていることか! 高齢化社会の今の時代へのみごとな贈り物と言えよう。私は深い感動をおぼえつつ、翻訳しました。――<あとがきより>