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  • 著者朴一功
  • 出版社京都大学学術出版会
  • ISBN9784814001873
  • 発行2019年2月

?・!哲学の話

哲学は私たちの人生に深くかかわる問題を扱い、大学のなかだけで論じられるべきものではない。古代ギリシアに誕生した哲学は多様な意味を担っていた。近世になってデカルトは哲学を一本の木に喩え、その果実は日々の生活にこの上もなく役立つものと考えたが、近代科学の発展とともに、幹の物理学や枝の医学をはじめ、もろもろの学問が次第に<哲学の木>から独立していった。何が残るのか? 現代における哲学の尽きない価値を明らかにする。

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