日米の女性クリエイターたちが生み出した新次元ハイ・ファンタジーコミック『モンストレス』の第3巻が邦訳化!
愛くるしい猫や伝説上のモンスター・獣人など多彩なヴィジュアルが魅力の登場人物、
アール・デコとスチームパンクが織り混ざる独特の世界観――
マージョリー・リュウとサナ・タケダは、人種差別や女性問題といった複雑なテーマを扱いながらも、
読者をひきつけてやまない想像力溢れるエンターテインメントを作り上げた。
2017年に英国幻想文学大賞(British Fantasy Award)のコミック/グラフィックノベル部門(comic / graphic novel)を、
2017年、2018年にヒューゴー賞(The Hugo Awards)を2年連続での受賞。
そして、2018年には“コミック界のアカデミー賞”と呼ばれるアイズナー賞(The Will Eisner Comic Industry Award)で
5部門を受賞するなど、今最も注目のコミック作品!
マイカ・ハーフウルフは自らの過去の秘密を解き明かそうとし始める。
しかし、現実では対処すべき問題が増えていくばかりだった。
追跡者たちから逃れ、一時の休息を求めて、中立都市ポントゥスへと向かうマイカたちだったが、そこにも望むような平穏はなかった。
人間とアーカニックの戦争の影が忍び寄るなか、力を持つ者たちがマイカの未来を支配すべく、そのチャンスを狙って襲いかかる。
マイカは生き残るために、自分の中に棲むモンストラムであるジンと共に戦うが、それだけでは襲い来る恐怖に対して十分ではなかった。