• 著者渡辺靖(文化人類学)
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784121025227
  • 発行2019年1月

リバタリアニズム / アメリカを揺るがす自由至上主義

アメリカ社会、とりわけ若い世代に広がりつつあるリバタリアニズム(自由至上主義)。公権力を極限まで排除し、自由の極大化をめざす立場だ。リベラルのように人工妊娠中絶、同性婚に賛成し、死刑や軍備増強に反対するが、保守のように社会保障費の増額や銃規制に反対するなど、従来の左右対立の枠組みではとらえきれない。著者はトランプ政権誕生後のアメリカ各地を訪れ、実情を報告。未来を支配する思想が
ここにある。

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