科学研究論文の単語、引用関係等の統計値を分析して、科学研究、科学知識の産出の本質に迫ろうとする刺激的著作。1970年代以降の科学論の潮流をレビューし、科学哲学、科学社会学、ルーマンのコミュニケーション理論、情報理論、確率論を駆使して、知識の自己組織化を描きだす科学的コミュニケーションのダイナミクス。