• 著者マーク・パール 長尾高弘 及部敬雄
  • 出版社日経BP社
  • ISBN9784822289645
  • 発行2019年2月

モブプログラミング・ベストプラクティス / ソフトウェアの品質と生産性をチームで高める

「ワクワク・ワイワイとみんなで楽しく開発する」だけで、「特定の個人に頼らずに、品質の高いソフトウェアを、堅実なペースで生み出していけるようになる」モブプログラミング。そのノウハウと極意をまるごとお伝えします。
本書はノウハウの紹介にとどまらず、「モブプログラミングを始める前」、「始めた後」、「始めてしばらく経った後」、さらには「始めてしばらく経ってやらなくなってしまったとき」など、さまざまな状況でチームやその周囲で起こり得る問題と対処法を丁寧に解説します。
モブプロを初めて知った人はもちろん、導入したい人から、もっとうまく活用したい人、始めたけれど挫折してしまった人まで、あらゆる段階の開発者にお薦めです。
■解説から抜粋
モブプログラミングは、極論すれば、「チームでいっしょに働く」だけのことです。しかし、いっしょに働くだけで得られる学びはきっとたくさんあります。体験する前には想像もしていない学びが得られる機会になるのです。
この機会を効率的に自分たちの仕事に活かし、「特定の個人に頼らずに、品質の高いソフトウェアを堅実なペースで生み出していけるようになる」ことができたら、ワクワクしませんか。私はワクワクします。
■著者
マーク・パール(Mark Pearl)
15年以上に渡ってプロとしてソフトウェアを開発している。2015年からはモブプログラミングコミュニティで活発に活動しており、世界中でモブプログラミングを導入しようとするチームを支援し、類まれな結果を収めている。
■解説
及部 敬雄(およべ たかお)
楽天株式会社の「歌って踊れるエンジニア」。一般社団法人アジャイルチームを支える会理事。アジャイル開発の実践者として最強のチームを作るための活動を続けており、現場での経験知をさまざまな形で発信している。直近では働き方としてのモブプログラミングを現場で実践、そのノウハウを講演・ワークショップ・研修などを通してモブプログラミングを広める活動に活かしている。モットーは「IT業界に金の雨を降らせる」。
■目次
序章
第1章 なぜモブプログラミングなのか
第2章 モビングの始め方
第3章 モビングと人
第4章 モビングの軌道修正
第5章 定期的なモビングのための仕事場の改造
第6章 モビングを定着させるためのチームへの働きかけ
第7章 フロー重視の考え方
第8章 モビング定着後の長期的な展望

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