新聞やテレビ、雑誌などで日々、提示される「事実」は果たしてそのまま受け入れても良いものなのだろうか。ノンフィクション作家としてヴィヴィッドな問題を追い続ける著者が、内外の事件、学術・文化界の話題、テレビ番組など、日々接する洪水のような情報の中からテーマを選び、「事実」から何を読み取るかを具体的に示す。