• 著者田中茂樹
  • 出版社ダイヤモンド社
  • ISBN9784478106266
  • 発行2019年2月

子どもが幸せになることば

はじめに ・「小言を言わない」だけで 親も子どもも「元気」になる。 「元気」であれば 子どもは自ら幸せになっていく ・「操作することば」を「思いを伝え合うことば」へ ・「苦しめることば」を「信じることば」へ

第1章 0~3歳くらい(乳児期) 第2章・4~5歳くらい(保育園・幼稚園を出る頃まで) 第3章・6~8歳くらい(小学校低学年) 第4章・9~12歳くらい(小学校高学年) 第5章・中学生以上

※扱う場面の例 勉強 集中力 歯磨き 食事 他人への挨拶 いじめ 不登校 進路 嫌いな先生 反抗的な態度 友達関係 習い事 発達障害など

※35の各項目は 次のようにまとめます。 苦しめることば:「歯磨きをしないならもうおやつ食べさせないよ!」 (追い詰められた気分で) 信じることば:「歯磨きしよっか」「母さんは歯磨きしまーす」 (楽しそうに)

苦しめることば:「そんな悪い子うちの子じゃない。出て行きなさい!」 (怒りをもって) 信じることば:「おまえがどんな悪いことしても おまえの味方だ。おまえは父さんと母さんの宝物だ」 (自分が同じ状況で親にどう言ってもらいたかったかをイメージして)

苦しめることば:「もう今度騒いだら すぐ家に帰るからね!」 (イライラしながら) 信じることば:「そんなにはしゃいでくれるなら 連れてきた母さんも嬉しいわー!」 (子どもに負けないぐらい浮かれた気分で)

苦しめることば:「いつまでテレビ見てるの!」 (イライラしながら) 信じることば:「うわ!まだテレビ見てる。遅っ!」「先に寝るよ。おやすみ」 (いたずらっぽく。思い通りに動かそうとするわけではなく)

苦しめることば:「体にいいから野菜食べなさい」「残さず食べてえらいね」 信じることば:「美味しそうやな」「美味しいね」「美味しかったね」 (食事のときは楽しい話をする。子どもが話すのを楽しみに聞く。食事で相手と楽しく話せるマナーがみにつく 一石二鳥)

苦しめることば:「学校にずっと行かないで この先どうして生きていくつもり?」 「あっそ!じゃあもう一生行かなくていいよ!先生にもそう言っとくね!」 (子どもの言葉に揺さぶられながら) 信じることば:「お!そうか一生行かないときたか 困ったなぁ でも勇気あるなぁ」 (子どもの勢いある言葉をあじわいながら。子どもが自分から選ぶことが大事だという考え方を意識しながら)

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