• 著者ぶん・え 金城 明美

つるちゃん

8歳の少女を ひとりぼっちにしてしまった 沖縄戦 忘れることのできない出来事を 少女は見てきたのです... 沖縄から発信する 命どぅ宝 (ぬちどぅたから) 命こそ宝のメッセージ  子どものころ、泣きながら戦争の話をする母といっしょに涙を流していました。おとなになって沖縄戦の真実を知るにつれ、母たちが悲惨な体験をしたことがわかりました。 より安全だと思い、日本兵の後を追うように戦場をさまよってしまった母たち。 そして次々と家族を失い、捕虜になったのは、すでに6月23日を過ぎていました。 それからわたしは、母の体験を「形」にして残したいと、ずっと思っていました。

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