この本は、ワインを飲む楽しみを読者に伝えるために書いた、とウィルソンは言う。ワインの歴史、逸話、個人的な想い出を織りまぜながら、私たちをワインの旅に誘う。フランスのワインからモーゼルへ、そしてイタリア、スペイン、ポルトガル、アメリカの葡萄園まで。ビールもスピリッツも味わわせてくれる。チェスタートンがいる。ワーグナーがいる。ウィルソンのパブ仲間も出てくる。さあ、グラス片手に酒の旅へ。