プロローグ 経済学の解説書とは正反対の経済の本
第1章 なぜ、こんなに「格差」があるのか? ──答えは1万年以上さかのぼることになる
第2章 市場社会の誕生 ──いくらで売れるか、それがすべて
第3章 「利益」と「借金」のウエディングマーチ ──すべての富が借金から生まれる世界
第4章 「金融業」の黒魔術 ──こうしてお金は生まれては消える
第5章 世にも奇妙な「労働力」と「マネー」の世界 ──悪魔が潜むふたつの市場
第6章 恐るべき「機械」の呪い ──自動化するほど苦しくなる矛盾
第7章 誰にも管理されない「新しいお金」 ──収容所のタバコとビットコインのファンタジー
第8章 人は地球の「ウイルス」か? ──宿主を破壊する市場のシステム
エピローグ 進む方向を見つける「思考実験」