人気教授が伝える「時代に流されない思考」
受験勉強中のみなさん、もしくは学び直しを考えているみなさん。
疑問や不満を解消するヒントがきっとこの本にあります!
例えば、大学生活で手に入れられるいちばん大切なものとは。
例えば、就職するために、なぜ学術研究の訓練を受ける必要があるのか。
著者は言います。
学問は「社会で働くため」というより「よく生きるため」、
あるいは同意で「よく死ぬため」に必要であり、(中略)
迷うことを正面から受けとめることができ、
その迷いのありのままを抱きながら生きていくために、
人には学問が(あるいは学問精神が)どうしても必要なのです、 と。
現在の大学が抱える問題点にも触れ、
著者が始めた「学問」を大学に取り戻すための新しい試みの数々について、
内容を紹介していきます。
著者自身は京大エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムでも講義を持ち、
大学内にとどまらない発信を続け、メディアの注目を集めています。
「学問」の神様から、読者のみなさまへ手紙が届いたら、
こんな内容になるに違いない!!という内容です。
読み返すたびに、新しい気づきが得られます!
【編集担当からのおすすめ情報】
3章構成です。
1章では、実際に講義した原稿を元に執筆、ライブ感があります。
「考える」ということについて、考えさせられるはず。
2章は、著者が、大学や学問について日頃考えている事を綴っています。
大学人へ向けた熱いメッセージ、とも読めます。
3章は、著者が京都大学学際融合教育研究推進センターで繰り出す数々の斬新な「学問」のステージをインタビューで掘り下げます。
著者の試みは、他大学でも始まったそうです。
どこまで深まり、どこまで広がるか、リアルで目撃していく楽しみも共有しましょう!