「星一徹の言葉や、矢吹ジョーの言葉が、どれほど人生の多くの場面で、頭の中にガンガン鳴り響いてきたか」という著者が、厳選した七作品について、身体表現に注目しつつ醍醐味を語る。飛雄馬の「血と汗と涙」と桜木花道の「きれいな汗」、ジョーの「過酷な減量」と花井カオルの「脱力系」など、各マンガの個性を捉えながら、56点のカットと共に新たな見どころを解説。血沸き肉躍る男の世界。