「とるに足らない」とされたものたちの思想に向けて障害、健常、在日、おとな、こども、老いた人、蠢く生き物たち……首都圏の底〈見沼田んぼ〉の農的営みから、どこにもありそうな街を分解し、見落とされたモノたちと出会い直す。ここではないどこか、いまではないいつかとつながる世界観(イメージ)を紡ぐ。